龍香堂
13,200円
和紙サイズ(約):445×315mm 画寸:375×245mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『亀戸天神境内』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像4は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『亀戸天神境内』(かめいどてんじんけいだい) 江戸郊外の観光地「亀戸天神」は、当時から学問の神様として信仰され、藤の名所でもあった。下半分に心字池の青、手前に下がる藤、その奥に描かれた太鼓橋はかなり印象的で絶妙な構図と言える...
龍香堂
12,100円
技法(種別):木版画 紙質:和紙 外寸:445×317mm 印面サイズ:366×250mm 世界的芸術家、葛飾北斎の『あやめにきりぎりす』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた富士の自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3、上は裏面の画像、下は使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 【作品解説】あやめにきりぎりす(Iris and katydid) 藍色のバックに上品な紫・逆に止まったきりぎりす・・・。繊細な筆致と巧みな構図に北斎の生気と力強さが見られます。北斎の花鳥画は浮世絵としては富嶽三十六景に比べそれほど有名ではありませんが、写実的な描写・繊細な線と簡潔な構図・下から上へ藍色のぼかしの鮮やかさに西洋絵画の影響が感じられます。花鳥画では人気の有る作品です。※当商品は定形外郵便で発送致します。送料は、重量50〜100g(規格外)220円をお願い致します。 ※代引き発送を御希望の場合は、諸費用で1000円をお願いしております。 ※当方から合計金額等のメールを送信後、1週間以内に御振り込み、もしくは御返信を頂けなかった場合はキャンセルとさせて頂きます。 ※こちらの商品を御注文頂きます時に、支払方法を「代引発送」にされますと、楽天から自動送信されますメールにはシステム上、代引き料金が350円と記載される事が御座います。この場合は龍香堂から改めまして合計金額をお知らせさせて頂きますので、必ずご確認下さいますようお願い致します。
龍香堂
12,100円
外寸(約):315×430mm 絵サイズ(約):248×372mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的芸術家、葛飾北斎が雅号を「勝川春朗」と名乗っていた30歳代頃の復刻作品です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた見事な色彩を、手摺木版で忠実に再現した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像4は版木の一部と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 【作品解説】「七福神宝船」(しちふくじんたからぶね):七柱の福の神が龍頭の船に乗り、鶴と亀まで描かれた吉祥この上ない浮世絵である。更に左上には「なかきよの とをのねふりの ミなめさめ なミのりふねの をとのよきかな(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)」と、縁起の良い回文も添えられている。江戸時代には宝船の絵を枕の下に敷いて寝ると良い初夢が見られると信じられており、宝船売りが縁起物の宝船の絵を売り歩いていたという。当品もそれ倣ったのであろうか如何にも吉夢を呼び込めそうな逸品である。※当商品は定形外郵便で発送致します。送料は、重量50〜100g(規格外)220円をお願い致します。 ※代引き発送を御希望の場合は 、諸費用で1000円をお願いしております。 ※当方から合計金額等のメールを送信後 、1週間以内に御振り込み、もしくは御返信を頂けなかった場合はキャンセルとさせて頂 きます。 ※こちらの商品を御注文頂きます時に、支払方法を「代引発送」にされますと 、楽天から自動送信されますメールにはシステム上、代引き料金が350円と記載される 事が御座います。この場合は龍香堂から改めまして合計金額をお知らせさせて頂きますの で、必ずご確認下さいますようお願い致します。
龍香堂
16,500円
額装サイズ:525×425×厚35mm 絵サイズ:258×372mm 重さ:約1350g 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、喜多川歌麿。その作の浮世絵版画『針仕事(左)』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。歌麿の得意とする美人画を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ※画像4は使用した版木の一部です。 ●喜多川 歌麿:江戸時代に活躍した浮世絵師の代表的な一人。喜多川派の祖である。国際的にもよく知られる浮世絵師として葛飾北斎と並び称される。当初は黄表紙や洒落本などの挿絵を描く。肉筆画・春画にも優れ、ついで役者の大首絵を美人画に採用。寛政期、鳥居清長と並ぶ美人画の第一人者となった。繊細で優麗な描線を特徴とし、さまざまな姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家である。 【作品解説】「針仕事(左)」 当作品は、町人の女たちが夏衣を仕立てる姿を描いた三枚続の一枚である。黄潰しを背景に、薄布を透かし見る女性と裁縫道具を巧みな構図で配している。針や刃物を使う危険な作業中に、幼子を膝上で戯れさせている大らかな様子や薄布の表現もまた見ごたえがある。江戸時代の飾らぬ庶民女性の日常生活を見事に描いた一枚である。※当商品の通常発送は日本郵便株式会社の「ゆうパック」とさせて頂きます。◎ゆうパックは発送先により送料が変わります。この場合は当方から改めまして合計金額をお知らせさせて頂きますので、必ずご確認下さいますようお願い致します◎ ※代引き発送を御希望の場合は、諸費用で1000円をお願いしております。 ※当方から合計金額等のメールを送信後、1週間以内に御振り込み、もしくは御返信を頂けなかった場合はキャンセルとさせて頂きます。 ※こちらの商品を御注文頂きます時に...
龍香堂
12,100円
外寸(約):320×430mm 絵サイズ:250×370mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●独特の画風が人気の浮世絵師、月岡芳年。その連作「月百姿」の『悟道の月』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。芳年の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像4は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●月岡 芳年(つきおか よしとし):幕末から明治前期にかけての浮世絵師。12歳で歌川国芳に入門。その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画・合戦絵など多種多様な浮世絵を手がけ、各分野で独特の画風がある。構図や技法の点で工夫が見られ、動きの瞬間をストップモーションのように止めて見せる技法は現代のマンガや劇画に通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 【作品解説】 『月百姿(つきひゃくし)』:1885〜1892年の7年間の歳月をかけて発表した大判錦絵。月岡芳年は自分の名から月に対する思い入れが深く、晩年の傑作として『月百姿』という月にちなんだ説話、能、歌舞伎を題材にした百枚に及ぶ連作を描いている。 『悟道の月』:「悟道」とは、悟りを開き道理を会得するという意味の仏語で、その蟠りのない心の象徴は円形であると言われている。七福神の一人、かなり恰幅の良い布袋和尚が大袋にもたれ満面の笑みで、悟りの象徴である満月を指差すこの姿は「細かな経典などに捕らわれず大局を見よ」つまり「細かなことは気にせず楽しく生きよ」と禅の教えを無垢に示している縁起の良い作品である。※当商品は筒状に丸め定形外郵便で発送致します。送料は、重量50〜100g(規格外)220円をお願い致します。 ※代引き発送を御希望の場合は...
龍香堂
11,000円
外寸(約):320×445mm 絵サイズ:245×375mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●独特の画風が人気の浮世絵師、月岡芳年。その連作「一魁随筆」の『西塔ノ鬼若丸』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。芳年の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像4は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●月岡 芳年(つきおか よしとし):幕末から明治前期にかけての浮世絵師。12歳で歌川国芳に入門。その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画・合戦絵など多種多様な浮世絵を手がけ、各分野で独特の画風がある。構図や技法の点で工夫が見られ、動きの瞬間をストップモーションのように止めて見せる技法は現代のマンガや劇画に通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 【作品解説】 『一魁随筆(いっかいずいひつ))』:明治5年~6年にかけて発表された錦絵シリーズ。故事などに登場する人物を描いており全13図が確認されている。「一魁」は芳年の画号のひとつ。 『西塔ノ鬼若丸(さいとうのおにわかまる)』:「鬼若丸」とは比叡山延暦寺の稚児だった頃の武蔵坊弁慶の幼名である。比叡山西塔に預けられていた為、西塔鬼若丸の名で呼ばれていた。この作は鬼若丸が古池の化物鯉を短刀一つで退治したという逸話を描いたもの。暴れ狂う大鯉とそれを仕留めんとする鬼若丸の形相、画面外まで描かれた尾の立体的な構図、更に水中の見事な表現も相まって、芳年ならではの躍動感を一層見事に現わしている。「龍門を越えた鯉は龍になる」という龍門伝説や、鯉を捉える童子の姿に立身出世の願※当商品は定形外郵便で発送致します。送料は、重量50~100g(規格外...
龍香堂
16,500円
額サイズ:520×420×厚28mm 画寸:375×245mm 重さ:約1200g 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『亀戸天神境内』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ※画像4は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『亀戸天神境内』(かめいどてんじんけいだい) 江戸郊外の観光地「亀戸天神」は、当時から学問の神様として信仰され、藤の名所でもあった。下半分に心字池の青、手前に下がる藤、その奥に描かれた太鼓橋はかなり印象的で絶妙な構図...
龍香堂
13,200円
外寸:315×440mm 画面サイズ:250×375mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『深川州崎十万坪』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3は裏面の画像と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『深川州崎十万坪』(ふかがわすざきじゅうまんつぼ) 大空を飛翔する一羽の鷲。その視点から眼下の荒涼たる雪景色を眺めた秀逸な構図。洲崎から深川木場、そしてその先の十万坪であるが、雪に覆われた荒涼とした景色と、海にぽつりと浮かぶ桶が一層の物寂しさを誘う。広重らしい情感に溢れ...
龍香堂
16,500円
額装サイズ:420×520×厚28mm 絵サイズ(約):248×372mm 重さ:約1220g 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的芸術家、葛飾北斎が雅号を「勝川春朗」と名乗っていた30歳代頃の復刻作品です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた見事な色彩を、手摺木版で忠実に再現した作品です。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ※画像4は版木の一部と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 【作品解説】「七福神宝船」(しちふくじんたからぶね):七柱の福の神が龍頭の船に乗り、鶴と亀まで描かれた吉祥この上ない浮世絵である。更に左上には「なかきよの とをのねふりの ミなめさめ なミのりふねの をとのよきかな(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)」と、縁起の良い回文も添えられている。江戸時代には宝船の絵を枕の下に敷いて寝ると良い初夢が見られると信じられており、宝船売りが縁起物の宝船の絵を売り歩いていたという。当品もそれ倣ったのであろうか如何にも吉夢を呼び込めそうな逸品である。※当商品の通常発送は日本郵便株式会社の「ゆうパック」とさせて頂きます。◎ゆうパックは発送先により送料が変わります。この場合は当方から改めまして合計金額をお知らせさせて頂きますので、必ずご確認下さいますようお願い致します◎ ※代引き発送を御希望の場合は、諸費用で1000円をお願いしております。 ※当方から合計金額等のメールを送信後、1週間以内に御振り込み、もしくは御返信を頂けなかった場合はキャンセルとさせて頂きます。 ※こちらの商品を御注文頂きます時に、支払方法を「代引発送」にされますと、楽天から自動送信されますメールにはシステム上...
龍香堂
11,000円
外寸:430×310mm 絵サイズ:380×260mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的芸術家、葛飾北斎。その『諸国名橋奇覧』中の『摂州天満橋』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた風景美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像3は版木の一部と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●「諸国名橋奇覧」は全国の珍しい橋を画題とした全11図の名所絵揃物で「冨嶽三十六景」と共に北斎の代表的な風景版画です。描かれた橋の多くは実在していますが伝説上の橋も含まれています。このシリーズで北斎は様々な橋梁に興味を注ぎ、それにふさわしい景観を見事に描き込んでいます。北斎五十年間の画業は、まさに此処に凝縮されていたと言えます。更に、西洋から輸入された人工顔料ベルリアン・ブルーを用い、従来の藍よりも一際鮮やかな発色が評判になり大流行を呼びました。 【作品解説】「摂州天満橋」(せっしゅうてんまばし) 画面の左右を放物線状に貫く太鼓橋、それを天と川面のぼかしで引き締めている。北斎の特徴的な幾何学的構図には目を奪われてしまう。橋上にはその表情は見えぬものの通行人が様々な方向、それぞれの動作をし往来している。全体に暖色のない画面ではあるが、まるで話し声すら聞こえてきそうな不思議な世界である。 ※製作者プロフィール【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に「特殊貢献の優秀人材...
龍香堂
16,500円
額装サイズ:525×425×厚35mm 絵サイズ:373×250mm 重さ:約2050g 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的芸術家、葛飾北斎。その『富嶽三十六景』中の『隠田の水車』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた富士の自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ※画像3は版木の一部と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●「富嶽三十六景」四十六枚は、古来日本人のすべてに愛され親しまれてきた。富士山を中心に、自然界の風景を幾何学的要素に還元して見る手法を縦横に駆使し、清新な色調で組絵の面白さを求めた傑作で、北斎五十年間の画業は、まさに此処に凝縮されていたと言えます。更に、西洋から輸入された人工顔料ベルリアン・ブルーを用い、従来の藍よりも一際鮮やかな発色が評判になり大流行を呼びました。 【作品解説】「隠田の水車」(おんでんのすいしゃ): 現在の渋谷区神宮前辺りはその昔、多くの田畑や水車が有り農村地帯であった。画面左には水車から力強く溢れる水と穀物袋を担いだ男達、洗い物をする女、亀を持つ子の姿など農村の生活感と逞しさ、画面右には静かに佇む富士が描かれている。北斎の描く水の描写は水車の回転とともに流れる一瞬の美、対照的にのどかな田園の風景を遺憾なく現わしている。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に...
龍香堂
11,000円
外寸(約):490×335mm 絵サイズ:437×295mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、喜多川歌麿。美人画で有名ですが中には、虫・貝・鳥類などを題材にした修逸画も残しています。その中の浮世絵版画『百千鳥狂歌合 木莵・鷽』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像4は使用した版木の一部と、左下は裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●喜多川 歌麿:江戸時代に活躍した浮世絵師の代表的な一人。喜多川派の祖である。国際的にもよく知られる浮世絵師として葛飾北斎と並び称される。当初は黄表紙や洒落本などの挿絵を描く。肉筆画・春画にも優れ、ついで役者の大首絵を美人画に採用。寛政期、鳥居清長と並ぶ美人画の第一人者となった。繊細で優麗な描線を特徴とし、さまざまな姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家である。 【作品解説】「百千鳥狂歌合(ももちどりきょうかあわせ)木莵・鷽(みみずく うそ)」 浮世絵に歌を合わせた狂歌本。一図中に2種の鳥がまるで歌の掛け合いをしているかの様なユニークな構図で描かれている。美人画に劣らず、鳥の羽毛や止まり木の枝ぶりなど、その自然界へ向けた巧みな観察描写から、歌麿の卓越した画力を改めて再認識する事が出来る。 木兎 【鳥とゝもになきつわらひつくどく身を それぞときかぬ君がみゝづく】市仲住 (私は鳥の様に泣き笑いしながら口説いているのに 君の耳はみみずくの如く聞いてくれない) 鷽 【うそとよぶ鳥さへよるハぬるものを とまり木のなき君のそらごと】笹葉鈴成 (鷽という名の鳥でさえ夜は眠るのに 君は止まり木ならぬその気もなく嘘ばかりついている)...
龍香堂
11,000円
外寸:440×315mm 絵サイズ:370×254mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的芸術家、葛飾北斎。その『富嶽三十六景』中の『東都浅草本願寺』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた富士の自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像3は版木の一部と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●「富嶽三十六景」四十六枚は、古来日本人のすべてに愛され親しまれてきた。富士山を中心に、自然界の風景を幾何学的要素に還元して見る手法を縦横に駆使し、清新な色調で組絵の面白さを求めた傑作で、北斎五十年間の画業は、まさに此処に凝縮されていたと言えます。更に、西洋から輸入された人工顔料ベルリアン・ブルーを用い、従来の藍よりも一際鮮やかな発色が評判になり大流行を呼びました。 【作品解説】「東都浅草本願寺」(とうとあさくさほんがんじ): 巨大な屋根、雲をつく火見櫓、天空の凧そして富士…これらをほぼ同じ高さに描いた思い切り良い大胆な構図は、当時の江戸庶民を大いに驚愕させた。更に手前に迫る鬼瓦と瓦職人、遥か眼下に見える町の甍(いらか)との対比は大屋根の圧倒的な高さを思わせる。この北斎の奇抜な構図感覚は雄大な景色と共に私達を今も楽しませてくれている。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に「特殊貢献の優秀人材」の称号を受ける。 2001年...
龍香堂
12,100円
技法(種別):木版画 紙質:和紙 外寸:473×310mm 印面サイズ:390×263mm 世界的芸術家、葛飾北斎。 その『富嶽三十六景』中の『甲州犬目峠』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた富士の自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎「富嶽三十六景」四十六枚は、古来日本人のすべてに愛され親しまれてきた富士山を中心に、自然界の風景を幾何学的要素に還元して見る手法を縦横に駆使し、清新な色調で組絵の面白さを求めた傑作で、北斎五十年間の画業は、まさに此処に凝縮されていたと言えます。 【作品解説】43・甲州犬目峠(View from Inume Pass in Kai Province) 甲州街道犬目峠を描いた秀作の一つ。この絵は構図的に妙をきわめ、左手の富士山に対して、左から右へと登る街道のカーブが機構的な美しさを示している。峠をのぼる2人の旅人の足どり、峠の裾の方の2頭の駄馬と馬士と旅人の配置もいい。色調もすっきりとしていて、中間の白雲が効果的で、絵を2分しない調和を見せている。富士山の裾野の代赭色も、この白雲で生きている。 ※画像3は裏面の画像です。版画用染料が裏写りしており、印刷ではないことを御確認下さい。※当商品は定形外郵便で発送致します。送料は、重量50〜100g(規格外)220円をお願い致します。 ※代引き発送を御希望の場合は、諸費用で1000円をお願いしております。 ※当方から合計金額等のメールを送信後、1週間以内に御振り込み、もしくは御返信を頂けなかった場合はキャンセルとさせて頂きます。 ※こちらの商品を御注文頂きます時に、支払方法を「代引発送」にされますと、楽天から自動送信されますメールにはシステム上、代引き料金が350円と記載される事が御座います...
龍香堂
12,100円
技法(種別):木版画 紙質:和紙 外寸:436×292mm 刷面サイズ:352×234mm 歌舞伎といえばこの絵が浮かび、写楽=「鬼次」というくらい良く知られ人気のある作品です。見得(みえ)を切っているような、迫真の力に圧倒されます。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。写楽の浮世絵を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3は裏面です。版画用染料が裏写りしていますので印刷ではないことを御確認できます。 ◎東洲斎 写楽(生没年不詳)は1794年にデビューし、寛政6年5月からわずか10ヶ月ばかり活躍して姿を消した謎の絵師。 【作品解説】三世大谷鬼次の奴江戸兵衛(さんせいおおたにおにじのやっこえどべえ) 脂粉を通り越し、役者の素顔にまで迫ろうとした似顔絵で有名。本図は河原崎座の「恋女房染分手綱」(こいにょうぼうそめわけたずな)に取材したもの。敵役に挑みかかるような仕草と,憎々しげな表情が素晴らしい。※当商品は定形外郵便で発送致します。送料は、重量50〜100g(規格外)220円をお願い致します。 ※代引き発送を御希望の場合は、諸費用で1000円をお願いしております。 ※当方から合計金額等のメールを送信後、1週間以内に御振り込み、もしくは御返信を頂けなかった場合はキャンセルとさせて頂きます。 ※こちらの商品を御注文頂きます時に、支払方法を「代引発送」にされますと、楽天から自動送信されますメールにはシステム上、代引き料金が350円と記載される事が御座います。この場合は龍香堂から改めまして合計金額をお知らせさせて頂きますので、必ずご確認下さいますようお願い致します。
龍香堂
12,100円
外寸(約):315×445mm 絵サイズ:255×367mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、喜多川歌麿。その作の浮世絵版画『鮑取り』(三枚続の一部)です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。歌麿の得意とする美人画を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3は裏面の画像と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ●喜多川 歌麿:江戸時代に活躍した浮世絵師の代表的な一人。喜多川派の祖である。国際的にもよく知られる浮世絵師として葛飾北斎と並び称される。当初は黄表紙や洒落本などの挿絵を描く。肉筆画・春画にも優れ、ついで役者の大首絵を美人画に採用。寛政期、鳥居清長と並ぶ美人画の第一人者となった。繊細で優麗な描線を特徴とし、さまざまな姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家である。 【作品解説】鮑取り(あわびとり): 江ノ島の海女を描いたと言われており、全裸に近い海女ふたりの姿が印象的な美人画である。女性の輪郭線を墨色ではなく肌色を用いた事により、健康的でみずみずしい海女の肉体を見事に表現し、それと対称的に黒々とした濡れ髪が画面を締めている。この様な歌麿独自の手法、色彩表現は浮世絵ならではの見事な技法であろう。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に「特殊貢献の優秀人材」の称号を受ける。 2001年・中国政府派遣再来日(東京芸術大学版画研究室...
龍香堂
13,200円
額サイズ:425×525×厚21mm 絵サイズ:252×370mm 重さ:約1100g 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●独特の画風が人気の浮世絵師、月岡芳年。その連作「月百姿」の『垣間見の月かほよ』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。芳年の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ※画像4は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●月岡 芳年(つきおか よしとし):幕末から明治前期にかけての浮世絵師。12歳で歌川国芳に入門。その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画・合戦絵など多種多様な浮世絵を手がけ、各分野で独特の画風がある。構図や技法の点で工夫が見られ、動きの瞬間をストップモーションのように止めて見せる技法は現代のマンガや劇画に通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 【作品解説】 『月百姿(つきひゃくし)』:1885~1892年の7年間の歳月をかけて発表した大判錦絵。月岡芳年は自分の名から月に対する思い入れが深く、晩年の傑作として『月百姿』という月にちなんだ説話、能、歌舞伎を題材にした百枚に及ぶ連作を描いている。 『垣間見の月かほよ』:これは「仮名手本忠臣蔵」の一幕から成っている。塩谷判官(えんやはんがん)の妻「かほよ」に一方的に惚れた高師直(こうのもろなお)が、判官邸の庭からかほよの湯上り姿を覗き見し更に恋心を募らせる場面である。かほよにことごとく拒絶された師直は逆恨みから塩谷判官を中傷し、挙句は死に至らせてしまう。覗き見場面に月を絡めたのは「高師直は庭からかほよを覗き見ているが、そんな様子をあざ笑うかの様に月が見ている」という皮肉を込めているかもしれない。...
龍香堂
12,100円
外寸(約):315×410mm 絵サイズ:240×370mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、喜多川歌麿。その作の浮世絵版画『ビードロを吹く女』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。歌麿の得意とする美人画を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ●喜多川 歌麿:江戸時代に活躍した浮世絵師の代表的な一人。喜多川派の祖である。国際的にもよく知られる浮世絵師として葛飾北斎と並び称される。当初は黄表紙や洒落本などの挿絵を描く。肉筆画・春画にも優れ、ついで役者の大首絵を美人画に採用。寛政期、鳥居清長と並ぶ美人画の第一人者となった。繊細で優麗な描線を特徴とし、さまざまな姿態、表情の女性美を追求した美人画の大家である。 【作品解説】ビードロを吹く女(ポッピンを吹く女) 娘島田に髪を結い、ビードロ(フラスコ形のガラス製玩具)を吹くこの娘はまだ年若いのであろうか、赤い市松模様の着物がやけに印象深い。当作品は艶やかな中に漂う優雅さと清純さ、そして当時の女性としての魅力を大いに感じさせる歌麿の代表的な1枚である。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に「特殊貢献の優秀人材」の称号を受ける。 2001年・中国政府派遣再来日(東京芸術大学版画研究室、客員研究員) 現在は、東京芸術大学美術学部版画研究室、客員研究員。 中国済南日報社高級編輯(教授職)。 中国版画家協会会員・山東省版画家協会副会長...
ココクレアcococlea
13,200円
■美術品の「中古」表記と「状態」につきましてこちらをお読みください。 商品の詳細 作家名/ 徳力富吉郎 作品名/ 三条大橋 技 法/ 和紙に木版画 手彫り 手摺り 額外寸/ 370x370x厚20(mm) 画 寸/ 約250x280(mm) 色紙サイズ 作品の状態/ 絵、額縁とも新品。額付き、かぶせ箱付き。版上サイン、 別表記/ 京都版画館 版元まつ九 ■作家/ 徳力富吉郎(とくりき・とみきちろう)Tomikichiro TOKURIKI 1902(明治35)年 京都・西本願寺絵所の家系、十二代目として生まれる。 1924年 京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を首席で卒業。日本画を土田麦僊に師事。 国画創作協会(国展)にて樗牛賞・国画賞を受賞した後、木版画制作に取り組み、平塚運一・棟方志功らと雑誌「版」を、 麻田弁自らと「大衆版画」を刊行。戦後は版画制作所を設立し、幾多の従弟を養成した。 京版画に近代感覚を加味した「徳力版画」を生み、浮世絵方式による量産も行うなど、京都創作版画運動の中心的存在として活躍した。 勲四等瑞宝章受章。京都市文化功労賞受賞。2000年逝去、享年98歳。 【やまとや画廊スタッフのひとこと】 海外にも知られる京版画、京都版元まつ九の木版画を額装しました。版画界第一人者であった「徳力富吉郎」木版画を、手彫り・手摺りで復刻し制作したものです。古都の各所をモチーフにした構図、柔らかな線や色合いは素朴でありながらも無駄がなく洗練された京版画の特徴です。新品のシートを新品の額縁に収めています。贈り物にもお勧めします。画面左上に富吉郎の「富」印があります。 ■当店では他サイトとも在庫を共有しており、ご注文のタイミングによりましては完売となり、商品がご用意できない場合がございます。 ■このページ内の紹介文、商品説明文...
ココクレアcococlea
13,200円
■美術品の「中古」表記と「状態」につきましてこちらをお読みください。 商品の詳細 作家名/ 徳力富吉郎 作品名/ 福寿草 技 法/ 和紙に木版画 手彫り 手摺り 額外寸/ 370x370x厚20(mm) 画 寸/ 約250x280(mm) 色紙サイズ 作品の状態/ 絵、額縁とも新品。額付き、かぶせ箱付き。版上サイン 別表記/ 京都版画館 版元まつ九 幸せを招く・永久の幸福 ■作家/ 徳力富吉郎(とくりき・とみきちろう)Tomikichiro TOKURIKI 1902(明治35)年 京都・西本願寺絵所の家系、十二代目として生まれる。 1924年 京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を首席で卒業。日本画を土田麦僊に師事。 国画創作協会(国展)にて樗牛賞・国画賞を受賞した後、木版画制作に取り組み、平塚運一・棟方志功らと雑誌「版」を、 麻田弁自らと「大衆版画」を刊行。戦後は版画制作所を設立し、幾多の従弟を養成した。 京版画に近代感覚を加味した「徳力版画」を生み、浮世絵方式による量産も行うなど、京都創作版画運動の中心的存在として活躍した。 勲四等瑞宝章受章。京都市文化功労賞受賞。2000年逝去、享年98歳。 【やまとや画廊スタッフのひとこと】 海外にも知られる京版画、京都版元まつ九の木版画を額装しました。版画界第一人者であった「徳力富吉郎」木版画を、手彫り・手摺りで復刻し制作したものです。柔らかな線や色合いは素朴でありながらも無駄がなく洗練された京版画の特徴です。新品のシートを新品の額縁に収めています。贈り物にもお勧めします。画面右下に富吉郎の「富」印があります。 ■当店では他サイトとも在庫を共有しており、ご注文のタイミングによりましては完売となり、商品がご用意できない場合がございます。 ■このページ内の紹介文、商品説明文...
龍香堂
12,100円
画サイズ:265×365mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 独特の画風が人気の浮世絵師、月岡芳年。その連作「月百姿」の『熊坂 朧夜月』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。芳年の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3は使用した版木と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ☆額飾も可能です(プラス額代金2000円)。ご希望の場合はご連絡下さい。 ●月岡 芳年(つきおか よしとし):幕末から明治前期にかけての浮世絵師。12歳で歌川国芳に入門。その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画・合戦絵など多種多様な浮世絵を手がけ、各分野で独特の画風がある。構図や技法の点で工夫が見られ、動きの瞬間をストップモーションのように止めて見せる技法は現代のマンガや劇画に通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 【作品解説】月百姿(つきひゃくし):1885〜1892年の7年間の歳月をかけて発表した大判錦絵。月岡芳年は自分の名から月に対する思い入れが深く、晩年の傑作として『月百姿』という月にちなんだ説話、能、歌舞伎を題材にした百枚に及ぶ連作を描いている。 この『熊坂 朧夜月』は、僧に扮した熊坂長範の亡霊が旅の僧に、自分が牛若丸に討たれた有様を見せ無念を語るという能舞台の一場面である。臨場感溢れるポーズに原色の色使いと構図が何とも大胆である。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に...
龍香堂
16,500円
額サイズ:425×525×厚35mm 重さ:約2050g 画面サイズ:250×375mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『箕輪金杉三河しま』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『蓑輪金杉三河しま』(みのわかなすぎみかわしま) 江戸時代の三河島(現・荒川区東日暮里)は冬になると鍋鶴や丹頂鶴が越冬のため渡ってきていた。将軍が自ら鷹を使って鶴を捕獲し、朝廷に献上する「鶴御成(つるのおなり)」の猟場の一つだった。飛翔する鶴から見た荒涼とした景色が物寂しさを誘う。広重らしい情感に溢れ...
龍香堂
11,000円
外寸(約):430×320mm 絵サイズ:350×240mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的芸術家、葛飾北斎。その『富嶽百景』中の『登龍の不二』です。雲を呼び、今まさに富士山を昇らんとする龍。下部の隅に龍を配置し、素材をかなり削ぎ落とした事により、龍の勢いが更に増して感じられる作品です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた富士の自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ☆当品は「変わり摺り」として版画で彩色したものです。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像3は版木の一部と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●北斎が七十歳を過ぎて刊行された『富嶽三十六景』は、当時、富士信仰が盛んだった事もあり巷で大変な人気となった。その好評を受け刊行されたものが三十六景の続編ともいうべき『富嶽百景』である。『富嶽三十六景』が一枚絵で多色摺りであるのに対し、『富嶽百景』は三巻・102図からなる和綴じ本で、墨の濃淡のみの二色摺りである。当時の風物や人々の営みを、富士を交えスケッチ風に描かれており、この精巧な仕上がりからは、老いてなお並々ならぬ情熱と創作意欲が感じられる。北斎七十五歳頃の刊行と言われている。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に「特殊貢献の優秀人材」の称号を受ける。 2001年・中国政府派遣再来日(東京芸術大学版画研究室、客員研究員) 現在は...
龍香堂
16,500円
額サイズ(約):490×365×厚17mm 絵サイズ:350×240mm 重さ:約1250g 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的芸術家、葛飾北斎。その『富嶽百景』中の『登龍の不二』です。雲を呼び、今まさに富士山を昇らんとする龍。下部の隅に龍を配置し、素材をかなり削ぎ落とした事により、龍の勢いが更に増して感じられる作品です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。北斎の描いた富士の自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ☆当品は「変わり摺り」として版画で彩色したものです。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ※画像3は版木の一部と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●北斎が七十歳を過ぎて刊行された『富嶽三十六景』は、当時、富士信仰が盛んだった事もあり巷で大変な人気となった。その好評を受け刊行されたものが三十六景の続編ともいうべき『富嶽百景』である。『富嶽三十六景』が一枚絵で多色摺りであるのに対し、『富嶽百景』は三巻・102図からなる和綴じ本で、墨の濃淡のみの二色摺りである。当時の風物や人々の営みを、富士を交えスケッチ風に描かれており、この精巧な仕上がりからは、老いてなお並々ならぬ情熱と創作意欲が感じられる。北斎七十五歳頃の刊行と言われている。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に「特殊貢献の優秀人材」の称号を受ける。 2001年・中国政府派遣再来日...
龍香堂
16,500円
額サイズ:480×580×厚20mm 重さ:約2410g 印面サイズ:247×370mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 (額:黒or茶) 世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『上野山内月のまつ』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 額は黒に代わりました。希望があれば白も可能です。(送料はゆうバック120サイズで発送します) ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『上野山内月のまつ』(うえのさんないつきのまつ) 「月の松」と呼ばれたこの名物松は上野不忍池の弁財天に降りる石段の近くにあった。月のように円形をしている松の枝中に、遠く、本郷の町並みを覗かせる構図で描くことで、まるで遠眼鏡で見たような奇抜で不思議な印象を与えら...
龍香堂
16,500円
額サイズ:425×525×厚35mm 重さ:約2050g 画面サイズ:250×375mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『大はしあたけの夕立』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ☆当品は、船が二艘描かれた「幻の絵」と呼ばれる初版刷りの復刻です。(当初、川岸に有った御船蔵を描くのを憚り、後にその付近を改版したと言われています) ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『大はしあたけの夕立』(おおはしあたけのゆうだち): 広重の最晩年を代表する竪版揃物の中で、最高傑作といわれる。「亀戸梅屋舗...
龍香堂
11,000円
外寸(約):435×305mm 絵サイズ:375×245mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川国芳。その作の浮世絵版画『東海道五拾三驛四宿名所(日本橋ヨリ神奈川マデ)』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。国芳の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像4は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川国芳:1797年(寛政9年)江戸日本橋本銀町生まれ。風景版画で国際的に有名な歌川広重とは同年の生まれであり同時代に活動した。幼少期から絵を学び、初代歌川豊国に15歳で入門、奇想の絵師と評され、特に武者絵を得意とし腕を磨いた。やがて質素倹約を旨とする天保の改革により役者や遊女の1枚刷り錦絵は出版不可になってしまうが、国芳は様々な便法で禁令を潜り抜け、ヒネりの効いた幕府風刺の浮世絵で精一杯の皮肉をぶつけた。そのため国芳は江戸の人々の喝采を浴び、その人気は最高潮に達した。西洋画の影響も少なくなく、透視画法を用いた作品もある。無類の猫好きであった。 【作品解説】『東海道五拾三驛四宿名所』日本橋ヨリ神奈川マデ 武者絵などを得意とした国芳は、広重と同じ頃に東海道の宿場を描いた「海道もの」も手掛けている。この「東海道五拾三驛」シリーズは全十二枚。一宿一図ではなく、その名の通り東海道五十三次の宿場(宿駅)数宿づつをそこの名物や名所なども含め、鳥瞰で一図に纏めた道中記風の版画集である。 当作は日本橋から神奈川まで四宿を纏めて描かれている。手前には出立地である日本橋の賑やかさから、中間には高低厳しい山並を配し、遠方には勇壮な富士山が旅程を見下ろす様に据えられている。...
龍香堂
11,000円
外寸:433×302mm 印面サイズ:383×253mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 世界的浮世絵師、歌川広重。その『東海道五十三次』中の『原 朝之富士』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3、左は裏面の画像、右は使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】東海道五十三次『原 朝之富士』(はら あさのふじ) 一番目を引くのは、風景を囲む枠から富士の頂上が飛び出ている優美で大胆な構図である。富士を仰ぎ見る母娘や供の者、旅人が足を止め、振り返って眺めたほどの去りがたい風景には、朝日に白雪が紅に染まり、街道の沼地には白鷺、遠い西の空は藍色に晴れ渡っている...
龍香堂
13,200円
外寸:450×335mm 印面サイズ:377×242mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 世界的浮世絵師、歌川広重。その『東海道五十三次』中の『日本橋 朝之景』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3、左上は裏面の画像、右下は使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】東海道五十三次『日本橋 朝之景』(にほんばし あさのけい) 江戸から京都へ向かう東海道の起点である日本橋。むかし風にいえば江戸から京都まで百二十四里半の旅の振り出しは此処からで、その東海道シリーズの巻頭を飾るにふさわしい開幕の絵である。参勤交代の大名行列が毛槍を高々と立て朝早く江戸を出発する様子と...
龍香堂
12,100円
外寸:450×340mm 画面サイズ:377×245mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川広重。その『京都名所之内 淀川』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像3、右は裏面の画像、左は使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】『京都名所之内 淀川』(きょうとめいしょのうち よどがわ) 各種の諸国名所を手がけた広重は、京の名所もしばしば描いている。江戸時代の淀川・枚方は京街道の宿場町また淀川舟運の中継港として栄え、周辺農村にとって物資の集散地および遊興場の役割を果たしていた...
龍香堂
11,000円
外寸:307×440mm 絵サイズ:242×368mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 ●世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『王子装束ゑの木大晦日の狐火』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像3は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『王子装束ゑの木大晦日の狐火』(おうじしょうぞくえのきおおみそかのきつねび): 現在、北区王子にある王子稲荷は、当時は田園が広がっており毎年大晦日の晩、関東一円から集まったキツネ達がまずは王子稲荷に近い榎の下で衣裳を整え儀式を行い...
龍香堂
12,100円
技法(種別):木版画 紙質:和紙 外寸:477×330mm 印面サイズ:364×242mm 世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ●本来の作とは配色が違います。当品は新しい表現として、故意に手前の藍色を抜き、摺っております。その旨御了承の上、ご検討下さい。 ※画像3、上は使用した版木、下は裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは印刷ではないことの証しです。 ●歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。 【作品解説】名所江戸百景『真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図(まつさきあたりよりすいじんのもりうちかわせきやのさとをみるず) 料亭の円月窓の向こうには隅田川の渡し場...
龍香堂
12,100円
外寸:315×430mm 画サイズ:243×360mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 独特の画風が人気の浮世絵師、月岡芳年。その連作「月百姿」の『赤壁月(せきへきのつき)』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。芳年の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎当品は和紙1枚の状態です。額飾しておりません。 ※画像3は使用した版木と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●月岡 芳年(つきおか よしとし):幕末から明治前期にかけての浮世絵師。12歳で歌川国芳に入門。その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画・合戦絵など多種多様な浮世絵を手がけ、各分野で独特の画風がある。構図や技法の点で工夫が見られ、動きの瞬間をストップモーションのように止めて見せる技法は現代のマンガや劇画に通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 【作品解説】月百姿(つきひゃくし):1885〜1892年の7年間の歳月をかけて発表した大判錦絵。月岡芳年は自分の名から月に対する思い入れが深く、晩年の傑作として『月百姿』という月にちなんだ説話、能、歌舞伎を題材にした百枚に及ぶ連作を描いている。この『赤壁月(せきへきのつき)』は、筆禍で流刑になった中国北宋の詩人「蘇東坡」が明月下の清風の中で、こんな無限の命の前では自分が流人である憂いなど全く儚いものと悟り、感慨を述べた赤壁の賦の一場面である。荒々しくも濃淡が美しい水墨画風の崖山、それと対象にのんびりと進む小舟の風流さが素朴な味わいを醸し出している。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了...
龍香堂
11,000円
紙サイズ:450×315mm 画サイズ:250×370mm 技法(種別):木版画 紙質:和紙 独特の画風が人気の浮世絵師、月岡芳年。その連作「月百姿」の『四條納涼』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。芳年の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ※画像3は使用した版木と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●月岡 芳年(つきおか よしとし):幕末から明治前期にかけての浮世絵師。12歳で歌川国芳に入門。その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画・合戦絵など多種多様な浮世絵を手がけ、各分野で独特の画風がある。構図や技法の点で工夫が見られ、動きの瞬間をストップモーションのように止めて見せる技法は現代のマンガや劇画に通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 【作品解説】月百姿(つきひゃくし):1885〜1892年の7年間の歳月をかけて発表した大判錦絵。月岡芳年は自分の名から月に対する思い入れが深く、晩年の傑作として『月百姿』という月にちなんだ説話、能、歌舞伎を題材にした百枚に及ぶ連作を描いている。 この『四條納涼』は艶やかな女性が描かれている。薄物の浴衣をざっくりと着、帯は締めず手拭を掛けているところから風呂上りであろう。浅い河べりで足を浸し夕涼みする姿を淡い月光が照らし、その全体から何とも穏やかな静かさと涼しさを感じさせる作品である。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業。中国北京中央美術学院版画学部版画専業修了。中国政府派遣版画研究のため来日(東京芸術大学版画研究室)。「中国版画展」「世界版画展」「美術展覧」等において入選、受賞。 ※1995年・中国政府に...
龍香堂
16,500円
額サイズ:425×525×厚35mm 画サイズ:243×360mm 重さ:約2100g 技法(種別):木版画 紙質:和紙 独特の画風が人気の浮世絵師、月岡芳年。その連作「月百姿」の『赤壁月(せきへきのつき)』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。芳年の得意とする構図の妙を手摺木版で忠実に復刻した作品です。 ◎こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。 ※画像3は使用した版木と裏面の画像です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。 ●月岡 芳年(つきおか よしとし):幕末から明治前期にかけての浮世絵師。12歳で歌川国芳に入門。その画業は幅広く、歴史絵・美人画・風俗画・古典画・合戦絵など多種多様な浮世絵を手がけ、各分野で独特の画風がある。構図や技法の点で工夫が見られ、動きの瞬間をストップモーションのように止めて見せる技法は現代のマンガや劇画に通じるものがあり、劇画の先駆者との評もある。 【作品解説】月百姿(つきひゃくし):1885〜1892年の7年間の歳月をかけて発表した大判錦絵。月岡芳年は自分の名から月に対する思い入れが深く、晩年の傑作として『月百姿』という月にちなんだ説話、能、歌舞伎を題材にした百枚に及ぶ連作を描いている。この『赤壁月(せきへきのつき)』は、筆禍で流刑になった中国北宋の詩人「蘇東坡」が明月下の清風の中で、こんな無限の命の前では自分が流人である憂いなど全く儚いものと悟り、感慨を述べた赤壁の賦の一場面である。荒々しくも濃淡が美しい水墨画風の崖山、それと対象にのんびりと進む小舟の風流さが素朴な味わいを醸し出している。 ※製作者プロフィール 【劉 長青】(りゅう ちょうせい) 1955年 7月9日中国山東省生まれ。 中国山東省工芸美術学院絵画専業卒業...
ココクレアcococlea
13,200円
■美術品の「中古」表記と「状態」につきましてこちらをお読みください。 商品の詳細 作家名/ 徳力富吉郎 作品名/ 宇治平等院 技 法/ 和紙に木版画 手彫り 手摺り 額外寸/ 370x370x厚20(mm) 画 寸/ 約250x280(mm) 色紙サイズ 作品の状態/ 絵、額縁とも新品。額付き、かぶせ箱付き。版上サイン、 別表記/ 京都版画館 版元まつ九 ■作家/ 徳力富吉郎(とくりき・とみきちろう)Tomikichiro TOKURIKI 1902(明治35)年 京都・西本願寺絵所の家系、十二代目として生まれる。 1924年 京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を首席で卒業。日本画を土田麦僊に師事。 国画創作協会(国展)にて樗牛賞・国画賞を受賞した後、木版画制作に取り組み、平塚運一・棟方志功らと雑誌「版」を、 麻田弁自らと「大衆版画」を刊行。戦後は版画制作所を設立し、幾多の従弟を養成した。 京版画に近代感覚を加味した「徳力版画」を生み、浮世絵方式による量産も行うなど、京都創作版画運動の中心的存在として活躍した。 勲四等瑞宝章受章。京都市文化功労賞受賞。2000年逝去、享年98歳。 【やまとや画廊スタッフのひとこと】 海外にも知られる京版画、京都版元まつ九の木版画を額装しました。版画界第一人者であった「徳力富吉郎」木版画を、手彫り・手摺りで復刻し制作したものです。古都の各所をモチーフにした構図、柔らかな線や色合いは素朴でありながらも無駄がなく洗練された京版画の特徴です。新品のシートを新品の額縁に収めています。贈り物にもお勧めします。画面左下に富吉郎サインと「富」印があります。(どちらも版上) ■当店では他サイトとも在庫を共有しており、ご注文のタイミングによりましては完売となり、商品がご用意できない場合がございます。 ...
ココクレアcococlea
13,200円
■美術品の「中古」表記と「状態」につきましてこちらをお読みください。 商品の詳細 作家名/ 徳力富吉郎 作品名/ 眞眞庵 庭園 技 法/ 和紙に木版画 手彫り 手摺り 額外寸/ 370x370x厚20(mm) 画 寸/ 約250x280(mm) 色紙サイズ 作品の状態/ 絵、額縁とも新品。額付き、かぶせ箱付き。版上サイン、 別表記/ 京都版画館 版元まつ九 ■作家/ 徳力富吉郎(とくりき・とみきちろう)Tomikichiro TOKURIKI 1902(明治35)年 京都・西本願寺絵所の家系、十二代目として生まれる。 1924年 京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を首席で卒業。日本画を土田麦僊に師事。 国画創作協会(国展)にて樗牛賞・国画賞を受賞した後、木版画制作に取り組み、平塚運一・棟方志功らと雑誌「版」を、 麻田弁自らと「大衆版画」を刊行。戦後は版画制作所を設立し、幾多の従弟を養成した。 京版画に近代感覚を加味した「徳力版画」を生み、浮世絵方式による量産も行うなど、京都創作版画運動の中心的存在として活躍した。 勲四等瑞宝章受章。京都市文化功労賞受賞。2000年逝去、享年98歳。 【やまとや画廊スタッフのひとこと】 海外にも知られる京版画、京都版元まつ九の木版画を額装しました。版画界第一人者であった「徳力富吉郎」木版画を、手彫り・手摺りで復刻し制作したものです。古都の各所をモチーフにした構図、柔らかな線や色合いは素朴でありながらも無駄がなく洗練された京版画の特徴です。新品のシートを新品の額縁に収めています。贈り物にもお勧めします。画面右下に富吉郎の「富」印があります。 ■当店では他サイトとも在庫を共有しており、ご注文のタイミングによりましては完売となり、商品がご用意できない場合がございます。 ■このページ内の紹介文...
ココクレアcococlea
13,200円
■美術品の「中古」表記と「状態」につきましてこちらをお読みください。 商品の詳細 作家名/ 徳力富吉郎 作品名/ 祇園祭・七月十七日 技 法/ 和紙に木版画 手彫り 手摺り 額外寸/ 370x370x厚20(mm) 画 寸/ 約250x280(mm) 色紙サイズ 作品の状態/ 絵、額縁とも新品。額付き、かぶせ箱付き。版上サイン、 別表記/ 京都版画館 版元まつ九 長刀鉾 ■作家/ 徳力富吉郎(とくりき・とみきちろう)Tomikichiro TOKURIKI 1902(明治35)年 京都・西本願寺絵所の家系、十二代目として生まれる。 1924年 京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を首席で卒業。日本画を土田麦僊に師事。 国画創作協会(国展)にて樗牛賞・国画賞を受賞した後、木版画制作に取り組み、平塚運一・棟方志功らと雑誌「版」を、 麻田弁自らと「大衆版画」を刊行。戦後は版画制作所を設立し、幾多の従弟を養成した。 京版画に近代感覚を加味した「徳力版画」を生み、浮世絵方式による量産も行うなど、京都創作版画運動の中心的存在として活躍した。 勲四等瑞宝章受章。京都市文化功労賞受賞。2000年逝去、享年98歳。 【やまとや画廊スタッフのひとこと】 海外にも知られる京版画、京都版元まつ九の木版画を額装しました。版画界第一人者であった「徳力富吉郎」木版画を、手彫り・手摺りで復刻し制作したものです。古都の各所をモチーフにした構図、柔らかな線や色合いは素朴でありながらも無駄がなく洗練された京版画の特徴です。新品のシートを新品の額縁に収めています。贈り物にもお勧めします。画面右下に富吉郎の「富」印があります。 ■当店では他サイトとも在庫を共有しており、ご注文のタイミングによりましては完売となり、商品がご用意できない場合がございます。 ...
ココクレアcococlea
13,200円
■美術品の「中古」表記と「状態」につきましてこちらをお読みください。 商品の詳細 作家名/ 徳力富吉郎 作品名/ 八坂塔 技 法/ 和紙に木版画 手彫り 手摺り 額外寸/ 370x370x厚20(mm) 画 寸/ 約250x280(mm) 色紙サイズ 作品の状態/ 絵、額縁とも新品。額付き、かぶせ箱付き。版上サイン、 別表記/ 京都版画館 版元まつ九 洛東八坂塔 ■作家/ 徳力富吉郎(とくりき・とみきちろう)Tomikichiro TOKURIKI 1902(明治35)年 京都・西本願寺絵所の家系、十二代目として生まれる。 1924年 京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を首席で卒業。日本画を土田麦僊に師事。 国画創作協会(国展)にて樗牛賞・国画賞を受賞した後、木版画制作に取り組み、平塚運一・棟方志功らと雑誌「版」を、 麻田弁自らと「大衆版画」を刊行。戦後は版画制作所を設立し、幾多の従弟を養成した。 京版画に近代感覚を加味した「徳力版画」を生み、浮世絵方式による量産も行うなど、京都創作版画運動の中心的存在として活躍した。 勲四等瑞宝章受章。京都市文化功労賞受賞。2000年逝去、享年98歳。 【やまとや画廊スタッフのひとこと】 海外にも知られる京版画、京都版元まつ九の木版画を額装しました。版画界第一人者であった「徳力富吉郎」木版画を、手彫り・手摺りで復刻し制作したものです。古都の各所をモチーフにした構図、柔らかな線や色合いは素朴でありながらも無駄がなく洗練された京版画の特徴です。新品のシートを新品の額縁に収めています。贈り物にもお勧めします。画面左下に富吉郎の「富」の印があります。 ■当店では他サイトとも在庫を共有しており、ご注文のタイミングによりましては完売となり、商品がご用意できない場合がございます。 ■このページ内の紹介文...
Transit store
15,690円
お気に入りに登録する 詳しい内容の確認はこちら。復刻版 浮世絵 手摺り 木版画高名美人六歌撰 富本豊雛はこちらのページでお求めいただけます。現在、花嫁が身につける角隠は、江戸時代では外出する時のかぶり物として髪の乱れやほこりをよけるために使われていました。この絵は暑い日中に角隠をかぶり、扇で襟元に風を送っている美人画です。黒い絽の着物にほんのりと下着の紅色が透けて見えます。襦袢の衿をつまみ上げている姿とその紅色が色っぽさを一段と引き立てています。封じ絵から、“とみもととよひな"と読むことができ、豊雛とは芸と美貌によって評判の高い吉原の廓芸者でした。この商品のキャンセル・返品/交換区分 区分の詳しい説明はこちらをご確認ください。 用紙サイズ 横27.5cm×縦40cm 画寸サイズ 横25.5cm×縦36.5cm 額縁(内寸)サイズ 横39.5cm×縦51cm 全面アクリル額 横34.5cm×縦46.8cm【高名美人六歌撰 富本豊雛】【高名美人六歌撰 富本豊雛】 現在、花嫁が身につける角隠は、江戸時代では外出する時のかぶり物として髪の乱れやほこりをよけるために使われていました。 この絵は暑い日中に角隠をかぶり、扇で襟元に風を送っている美人画です。黒い絽の着物にほんのりと下着の紅色が透けて見えます。襦袢の衿をつまみ上げている姿とその紅色が色っぽさを一段と引き立てています。封じ絵から、“とみもととよひな"と読むことができ、豊雛とは芸と美貌によって評判の高い吉原の廓芸者でした。 角隠、当時は帽子の役目をしていました。 ほんのり見える下着の薄紅色が色気を引き立てています。 判じ絵には、富(とみ)、藻(も)、砥石(と)、戸板(と)、行灯(夜を示す/よ)、紙雛(ひな)と描かれ、「とみもととよひな」と読めます。 喜多川歌麿(きたがわ うたまろ...